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何気ない一言ですが - Which means of the chat? -

*English follows Japanese 店員さんとの何気ない会話、一言。 よく使うお店やカフェ、レストランでは経験のある人も多いと思いますが、少し考えてみると、どっちの意味だろうということがあります。 午前中プログラムを使うカフェで店員さんから言われた一言。 カフェで仕事すると、はかどりますか? おそらく、何気ない素朴な疑問なのだと思いますが、捉え方によっては仕事で使うのはやめて欲しいというふうにも聞こえます。 どちらの意味なのかは、言葉を発した方の様子やお店の状況などにもよりますが、一言がお客様を逃す場合ももちろんあります。 当たり障りのない会話だけでリピーターをつなぎとめることは難しいこともありますが、あまり突っ込んだ話題をふる場合は、相手の情報を得た上で発したほうが良いでしょう。 Usually, we have brief communication with store, cafe, and restaurant staffs.   In those communication, we have had a word which has multiple meanings.   For example, I was said as below from one of cafe staff where I worked every morning. Is it really confortable for you to work at cafe? I suppose that their is no hidden means in this question.   To consider insight of this word, however, I am able to assume that he and his cafe would not like me to come and to use as working place.  Of course, actual and correct meaning of words is depending on the situation and sound of speaking.   In sum, while it is

控えの無い予約 - No reservation receipt -

*English follows Japanese 多くの人が経験あると思いますが、例えばクリスマスケーキを予約してお代を払う。そうするとたいてい受取証のような控えをお店の人から受け取る事ができます。 あとは、予約の当日にお店に行けば商品を受け取る事ができます。 おそらく、多くの人が当たり前のように思う予約の一面だと思います。 でも、本当にこのシステムはベストなのでしょうか? 今日は末富さんの事例を紹介したいと思います。 末富さんの上生といえば、お茶席はもちろん、季節をとりいれた職人さんの技が冴える和菓子は贈り物としてとても喜ばれる一品です。もちろんお日持ちはその日のうちにという鮮度も大事です。 私は、よく松原通にある末富さんの本店を利用しますが、ここは日曜日および祝日が定休日となります。ところが、また日曜日に大事な用事が入る事も少なくありません。 このような場合、末富さんでは高島屋の店舗での受け取りというご提案をしてくれます。こういった柔軟なご提案は、本物の老舗ならではのものといえます。 予約用の紙に名前と連絡先を書いて、お支払いを済ませると「何時頃のご来店になりますでしょうか」と聞かれます。あとは来店時間を大体伝えると、一言「〜で承りました。」。これで終わります。 初めての人は、いささか拍子抜けするかもしれません。 もしかしたら、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。 でも、全く問題ないのです。たとえ店舗が異なっても、商品の用意や伝達にいっさいのミスはないのです。おそらく伝票を書くという決まったオペレーションを入れるよりもお客様と向き合う緊張感やお客様に向き合う姿勢が育っているからこそなせる最上のサービスではないでしょうか。 最近ではインターネットからのオーダーなどでやたら確認メールが飛び交うこともありますが、今一度、本当にそれらの処理が必要なのか考えてみると良いかもしれません。 In general, we receive reservation receipt from the store when we order products.  For example, christmas cake.  And we are able to get products from the store by showing th

熱すぎるコーヒー - Coffee is too hot-

*English follows Japanese すっかり寒くなり、コーヒーをスリーブなしでもって手を温めたくなるような季節になりました。 こういう時に思い出すのは、今年の夏のこと。 私は夏でもホットコーヒーを飲みます。のどの渇きを潤すというよりも、コーヒーを飲んで一息入れます。 オフィスでの仕事などがあると、たいていはチェーンのコーヒーショップで買ってオフィスのカフェスペースや、自分のデスクなどで一息入れます。 今年の夏に気づいたのですが、このコーヒーの温度、チェーン店によって異なるようです。 というのもあるチェーン店でコーヒーを飲むと季節変わらず、すっと口に含んでひとときの急速を得られたのですが、別のチェーン店で購入したコーヒーは熱い。 少しさまさないとさすがに飲めませんでした。 このチェーン店もほどなく温度が下がりましたが、どうやら各社温度の調整をしているようです。例えばスターバックスは 72度、タリーズは 90度だそうです。 参考:タリーズ http://www.tullys.co.jp/brand/qualithy/taste.html たいていのお店では、店内空調にてお店の気温は大きく変化しませんが、外気の影響を受けやすい店舗だと夏と冬では多少温度が変わることもあります。 こういった心配りにどこまでチェーン店が対応できるか、注目したいところではあります。 It is getting colder and be a good season to have a cup of coffee.   I remember one of experience in this summer.  I was aware that the temperature of coffee is different depending on the coffee chain companies.  For example, Japanese Starbucks set it as 72℃, and Trurry's set 90℃.   However, coffee is getting cool quicker in Winter than Summer.   In contrast, coffee is kept hot in

改めて日本の新幹線はすごい

*English follows Japanese 先日、用事があって品川から京都行きの新幹線に乗りました。何気なく、改札を IC カードで通り座席のカードを受け取り、待合室に行ってスターバックスのコーヒーを片手に無線 LAN で少しメールのチェックをしていたところ、前の電車が到着するアナウンスがあったのでぼちぼちホームに向かい、少し待つと切符を買っていた新幹線が到着したのでそれに乗りました。 雪などの影響で多少のダイヤ乱れはあるものの、基本的に約 10 分に一本は稼働しています。 また、待合室以外に車内でも無線 LAN が使用でき、座席の下にはコンセントもあります。 アナウンスも的確に行われています。 東海道新幹線は、東京、名古屋、京都、新大阪をつなぐビジネスのライフライン。 利用しているビジネスマンの半分は着替えの入った大荷物ではなく、ビジネスバッグ一つで日帰りの出張です。 旅行者から、ビジネスマンまで日々多くの人が利用する交通サービス。日々、進化している事を改めて実感しました。 I got on Shinkansen express from Shinagawa to Kyoto a couple of days ago.  Without any attentions, I passed through the gate by touch IC card and caught a seat number ticket.  And I went to the lounge and got Starbucks coffee.  Also, I was able to check e-mail at that space by using wireless LAN service.  Soon, Announcement told that the previous Shinkansen express will arrive at this station.  So, I went to platform and waited on my train. Currently, Shinkansen express arrives at this station about every ten minutes. Wireless LAN

言葉の変化を考える

いまさらのように聞こえる話かもしれないけれど、「よろしかったでしょうか」という言葉を改めて考えてみました。 文法としては、「よろしい」の過去形「よろしかった」に「でしょうか」がついた言葉となります。 はじめにこの文法が正しい考えてみます。 「よろしい」は「よい」の丁寧語です。つまり、敬語となります。もちろん敬語には過去形が存在します。「お菓子をいただきます」が「お菓子をいただきました」のように、文法として過去形になる事はあやまりではありません。 つまり、語形変化として「よろしい」は「よろしかった」となりうるのです。 では、違和感は何故うまれるのでしょうか。 続いて、言葉が使われる場面から考えてみたいと思います。 「よろしかったでしょうか」が使われる場面として、聞き手が内容を確認する場面が一般的に考えられます。 例えば、「ご注文は、〜でよろしかったでしょうか」です。 これを「よろしいでしょうか」に直すと「ご注文は、〜でよろしいでしょうか」となります。一見、正しいように見えますが、ここに問題があるように思われます。 そもそも、「宜しい」はこの場合、「支障ない」という許可を出す言葉として使われています。ということは、この表現を使用できるのは許可を出す側です。 この場合、受けては「ご注文は、〜で承りました」が正しい事になります。 この事から考えると、そもそも「よろしいでしょうか」が使われるべき場面ではないように思われます。 以上のように、文法面から考えるとやはり誤った日本語のように思われますが、言葉は変化します。 ある先輩とこの話をしたところ、一つの答えをいただきました。 善いか悪いかは受け手が決めるのではないか? なるほど。おっしゃるとおり。  「ご注文は、〜で承りました」と言ったところで、受け手が「失礼な」と思ってしまえば、それは失礼にあたってしまいます。「よろしかったでしょうか」という事で丁寧な印象を持っていただけるのならば、「よろしかったでしょうか」を使うべきなのでしょう。 現在では、コンビニやファーストフード店に限らず、それなりのレストランや和食屋でも使用される「よろしかったでしょうか」を聞いて育った子供は、いずれこの言葉から丁寧な印象を受ける日が来るかもしれません。 そのときには、「よろしかったでしょうか」は間違い

おもてなしの難しさ - Traditional Japanese service policy "Omotenashi" -

*English follows Japanese 木挽町の竹葉亭には、茶室作りの良い離れがあります。しっかりと打ち水がされた中庭を通りこの離れに座り障子からはいる柔らかな薄日のなかでいただくうなぎはまさに絶品。 金額、そして希少価値といういみで、間違いなく最上のおもてなしといえます。 ところが、これが常に「最上」ということはできません。 ここに「おもてなし」の難しさがあります。 例えば、この離れには座椅子はありません。畳の上に座布団が引かれており、その上に座る事になります。 椅子での生活に慣れた人、特に外国の方には畳の上にそのまま座って食事をすることは決して楽ではないかもしれません。 そうなると、この「おもてなし」は「最上」どころか失敗とも言えなくはないでしょうか。 つまり、必ずしも高額で希少価値が高い事が「最上」のおもてなし、サービスとはいえないことがわかります。 「おもてなし」は心配りの連続であり、配りすぎてなお及ばざると言っても過言ではないかもしれません。 以前読んだ本「 炭屋 おもてなしはお茶の心で 」という本においても、老舗旅館が「おもてなし」に関して心を砕き続けている事がしっかりと書かれていました。 日本でサービスを提供する場合、常にこの「おもてなし」の精神が求められているといえます。 "竹葉亭" at Kibikicho is a famous eel restaurant in Japan.  And there is one private room in this restaurant.  The customer is able to go through good Japanese garden to the room.   Also, this room is designed based on traditional "茶室". Of course, this private room is very expensive and rare.   However, this is not always the best service for everyone.  For example, there is no chair in this room becaus

徐々に増える無料 WiFi サービス - Free WiFi service increasing gradually in Japan

*English follows Japanese サンフランシスコでは、至る所で Free の WiFI サービスを利用する事ができました。大型のショッピングモールの WestField や Macy's のようなデパート、さらに街のカフェはたいてい WiFi サービスを提供していました。 これらは、その場でアクセス時にブラウザで認証処理を行えばすぐに使えたり、お店の人にパスワードを聞いて入力する事で使えるようになりました。 もちろん、無料サービスですので調子が悪い事もまれにありましたが。 一方で、ホテルなどでは未だに有料のサービスが多かったのも印象的です。 日本における Free WiFi サービスの展開状況はどのようになっているでしょうか。 スターバックス が WiFi サービスの提供を始めました。 また セブンイレブン も始めたようです。 これらのサービスは、事前に登録しておくと使用できるというものです。また多くの飲食店などでは、WiFi は定着していません。 ところが、たいていのホテルでは有線のインターネットサービスを無料で提供している事が多いです。 ニューヨークでは「WiFi ありません」という内容で、オフラインの時間を提供する事にコンセプトとくつろぎのサービスを提供する場としているお店もあるようです。 Free WiFi サービスがもたらすバリューとは何か?これからのコミュニケーション スポットにおいて重要なキーワードになる事でしょう。 We are able to find Free WiFi service easily at Shopping Center, Department Store, and Cafe in San Francisco.  Generally, we are able to use immediately by asking cafe staffs about password or agree to the "Terms of Use" documentation on browser.   Of course, those network service sometime does not work well due to free.   Whereas

過剰包装の不思議 - Packing too much -

*English follows Japanese お惣菜のパックを保冷剤と一緒にビニールの袋にいれて、セロテープで止め、さらにビニールバックに入れて渡してくれます。 家から歩いて10分ほどのところにあるデパートの地下にあるお惣菜屋さんの話です。 確かに、お惣菜の中には生ものもありますし、夏場であれば食品衛生を考えてのことかもしれませんが、過剰すぎないでしょうか。 しかも、同様の包装は今まさに冬本番を迎えようとしている今でも同じです。 エコロジーの観点からというご意見もありそうなこの件、サービスという視点から考えていかがでしょうか? 私は家に帰ると、ビニールバックから包装されたお惣菜のパッケージを出し、さらにその包装をあけてようやくお惣菜にたどり着きます。 確かに、幾重にも包む事で丁寧さはでるでしょう。また、消費者には高級感という満足度を与える事ができるかもしれません。 しかし、時間帯に寄っては割引シールが貼られてしまうお惣菜に、果たして高級感という満足度を付加かとしてしてつける必要があるのでしょうかと疑問に思います。 特別感のある包装として、私は林万昌堂が真っ先に浮かびます。 言わずと知れた甘栗の名店では、紙の袋に甘栗を入れ、そらに手際よく紙の包みでくるんでくれます。ここまで聞くと先ほどのビニールと同様に感じられるかもしれません。 しかし、この外包みの袋は内側に折り方が書かれており、その通りおる事で甘栗の殻をすてるゴミ箱をつくることができます。 また、何よりも手間がない。紙なので燃えるゴミですべて捨てる事ができます。 さらに、包装され甘栗の袋は少し粋な雰囲気もあります。 商品を包むということは、単純に幾重にも包めば良いというものではありません。購入される方がその製品に期待する期待値に合致してはじめてサービスとしての価値がでてくるのではないでしょうか。 参考:林万昌堂 http://www.hayashi-mansyodo.jp/commodity/fukuro.html A plastic packed foods is packed with the product which keep cooling by vinyl bag.  In addition, this product was put into plas

その説明、いりますか? - Is this explanation really demanded by he customer? -

*English follows Japanse サービスを受ける時、製品やサービスに関して説明を受ける事は少なくありません。 でも、その説明は本当に必要ですか?と思ってしまうときはあると思います。 そのうちの一つが、スターバックスの今日のコーヒーに関する説明です。 スターバックスでは、ご存知の方も多いと思いますが、その日、その時間によってドリップコーヒーに使用する豆の種類が異なります。 「本日のコーヒーは〜になります」おそらく、多くの人がホットコーヒーをオーダーするとこのように言われると思います。 この豆の銘柄の説明には、いったいどういった目的と意味が隠されているのでしょうか。 一つ浮かぶのは、そのコーヒーを飲んで美味しかった人が、次回も同じコーヒーをリピートする効果を狙っていることが考えられます。 ところが、スターバックスでは豆の種類を選択する事ができません。 そうすると、次に浮かぶのは、コーヒー豆の購入につなげるということが考えられます。 ところが、もしコーヒー豆の購入につなげる事が目的であるならば、選択肢が少し少ない気がします。多くて2種類、通常は決まったものしか選択できない場合、家でコーヒーを飲む人はスターバックスで豆を選ぼうと思うでしょうか。 もう一つ気になっているのは、最近は説明が書いていない事。 昔は、どういった味の豆であるか店舗のどこかに書いてありました。 しかし、最近ではこの説明を目にする事が少なくなっています。 確かにコーヒーの味を説明する事は難しいです。でも、レーダーチャートやスコアで表示されていると豆への関心も高まるのではないかと思います。 製品の説明はときに冗長になりがちなこともありますが、もちろんそれが必要な場面もあります。消費者に届く説明を端的かつ効果的に行うサービスは難しいという事を実感させられます。 Service person and Sales Person explained its service or products in detail sometime.   However, is this detail explanation really demanded by the customer? For example, the service person in St

セルフ レジ システムが向上させるサービス - Self-Cash system improves service quality -

* English follows Japanese コンビ二のレジというと、機械的な作業で機械ほどの精度に欠けるという一見矛盾したシステムである印象を持っている人もいるのではないでしょうか。 マニュアルに従ってスキャンして、マニュアルトークでお支払いや年齢認証をお願いして、キャッシュ システムの処理をして、袋詰めをする。 そんな作業ならば、自分でやった方が早いのではないか? という理由からか、サンフランシスコの CVS ストアでは一部の店舗でセルフ レジ システムを採用しています。 3台のマシンの前で消費者は自分の欲しい製品のバーコードをスキャナにかざし、あとはカードを切ってレジ袋の有無などをタッチパネルで選択するだけです。 これだけ聞くと、さながら自動販売機のように思われサービスもコミュニケーションもあったものではないと感じる人もいると思います。 ところが、このマシンの後ろには一人の店員さんが立っています。 イメージとしては、銀行の ATM コーナーをイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。数台のマシンの後ろにヘルプをしてくれる方がいるのです。 このかたは、お店に入ってこられた方へのお声がけ、セルフ レジ操作のサポート、並んでいるお客様の整理とお声がけなどを行っている。 それらは、「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」をのぞけば、常にお客様の様子を確認した上で声をかけるという、サービスの基本動作を必要としています。 何も考えず、機械的に作業をする事はできません。 自動販売機のようなシステム化、オートメーション化は徹底して人との関わりを排除した効率化システムですが、このセルフ レジシステムにはサービスを提供するという重要な人の仕事が介在しています。 システム化とコミュニケーションの欠如は、必ずしも結びつくものではないようです。 While someone feels that the cash desk staffs process mechanically lacking communication.   They scan products, ask the customer about payment routinely, complete payment process.   I assume that

抹茶割り - Matcha Cocktail -

* English follows Japanse 秋から冬にさしかかろうという季節、ぐっと冷え込んでくるとある晩飲んだ抹茶割りを思い出します。 その日もすごく冷え込んだ夜で、いつもいくバーに寒い中足を運びました。 そこでいつも頼んでいたメニューが抹茶割り。 厳選したオリジナルの抹茶を器にもり、焼酎を注ぎ、そこにお湯を注いでから点ててくれます。この抹茶をアイスピックで丁寧に削った四角い氷のはいったグラスに注いで軽くステアしたら完成です。 この抹茶割りを口に含んで、ふと息を抜いてからそのバーでの時間を楽しむのが当時のリラックスでした。 その日も、いつものようにお店に入って角の席に座ると、なじみのバーテンダーが言いました。「今日は冷えますね。はじめは温かいのをいれましょうか?」 私はそこで温かいカクテルをオーダーしたことはありませんでした。 いつも、同じものを飲んでいた。でも、この日、彼は外の寒さ、そして私の様子を見て温かい抹茶割りを提案してくれた。 それはすっと私にも入ってきて、この日飲んだ抹茶割りは格別に体を温めてくれました。 サービスにおいて提案をするという事は、必ずしも良い結果を生まない事もあります。でも、お客様を良く見て、気遣って出た提案は必ず通じるものがあります。 サービスはつねに、お客様をしっかりと見る事から良くなっていくことを思い出します。 I usually find my beautiful memory when the season turns from Autumn to Winter.     On that day, it was very cold night.  I visited my favorite bar which I went to frequently.   I always ordered the same cocktail which is made by Matcha and Shochu.   The bartender makes Matcha with Shochu, and then pour it on a squared ice in the glass.  I enjoyed relaxed time to have this cocktail. I entered

スターバックス限定ブレンド - Special blend coffee at Starbucks Kyoto Teramachi -

* English follows Japanese よく決断したな。 これが、ある朝、寺町にあるスターバックスコーヒーでブレンドの説明を聞いたときの印象です。 この日、寺町にあるスターバックスは 10 周年を迎えていました。この 10 周年を記念して、寺町にあるスターバックスではオリジナルブレンドでコーヒーを入れていました。 オリジナルブレンドというのは、このシーズンに提供されているクリスマスブレンドとレギュラーメニューであるライトノートブレンドをお店の人が考えて配分して作ったそうです。 これだけ聞くと、お店に在庫としてある二種類の豆をお店のメンバーがブレンドして、この 10 周年を盛り上げているだけのように聞こえますが、通常、広くチェーン展開しているカフェでは、お店ごとに独自の製品を出す事を避けます。 可能な限り均一なシステムと製品を提供する事で、どこのお店に入っても期待通りのサービスと製品を消費者は得る事ができるというのが特徴だからです。 もちろん、本社から各店舗がオペレーションだけでなく製品提供に関しても細かくチェックできるシステムが整っており、システムが健全に働くようになっています。 この事をふまえて考えると、オリジナルのブレンドを作成するというイベントは驚くべき事ではないでしょうか? たとえ理由はどうであれ、スターバックスの製品として提供する以上、店舗スタッフが作ったブレンドは必ず本社にてレビューされています。 もしかしたら、アメリカ本社にてレビューがされたかもしれません。 スターバックスは日本だけで 900 店舗以上、世界中では 17000 以上の店舗があります。すべての店舗から同様の依頼が頻繁に発生する事はないでしょうが、それでも 10 周年という節目に寛容に対応したスターバックスの方法はすばらしい。 こういったアイディアを取り入れる事は容易ではありませんが、おそらく店舗スタッフのモチベーションもあがった事でしょうし、このイベントに参加できた人は将来、同じようなことができるようになろうという気持ちを持てた人もいるのではないかとも思いました。 Good job! This is just my impression when I heard from Starbucks staff about the explana

マクドナルドのメニュー撤去問題 - The issue which McDonald's Japan removes menu list -

* English follows Japanese 日本マクドナルドは、効率化された生産システムと徹底的にプロセス化された社員教育システムにより日本のファーストフードビジネスを牽引してきた事で知られています。 ハンバーガーの作り方から、アルバイトのトレーニングまで細かくプロセスが定められており、社員に至ってはハンバーガー大学にて徹底的にトレーニングを受ける事ができるようになっています。 このシステムにより、社員は早急に戦力として立ち上がる事ができ、またスキルアップをしていく事で、幅広く業務に携わる事ができるようになります。 結果として、消費者は全国どこの店舗でも一様なサービスと製品を素早く受け取る事ができることになります。 ところが、このマクドナルドにて先日メニュー撤去問題が取りざたされる結果となりました。実際は店舗にメニューはおかれていて、店員が要望するお客様には渡すオペレーションになっていたというのが社長である原田氏の回答でしたが、だとすろとなぜ、これほどにプロセスが徹底された会社にて、このプロセス変更が行き届かなかったのでしょうか。 とくに、これまであったメニューが撤廃される場合客様側の困惑は容易に想像できたはずで、十分に準備がされていたのでは、と推測してしまいます。 ここで、もしかしたらこのプロセスの徹底システムが崩れてきてはいないだろうかという疑問がわいたため、少し店舗を訪れて確認してみる事にしました。 マクドナルドの特徴的なサービスがセットサービスです。 セットにする事で、値段が安くなり、しかも再度メニューも値引き対象となる事がある。 例えば、ダブルチーズバーガーのセットにチキンナゲットをつけると、チキンナゲットの値段も値引きされるという事になります。 セットの内容は、ダブルチーズバーガー、ポテトMサイズ、ドリンクMサイズとなっています。 ここで面白いのは、単品でダブルチーズバーガー、ポテトMサイズ、チキンナゲットを頼むと、セットとチキンナゲットを頼むより高くなるという事。 つまり、ドリンクはいらない場合でも、セットにした方が安くなります。 さて、ここでセットとチキンナゲットを頼んでドリンクはいらないというオーダーは可能なのだろうか、という応用問題を考えてみました。 マクドナルドでは、マスタード抜きやピクルス抜きな

It is difficult to make all the customer satisfied.

Yesterday, I introduced one case as Japanese content in this blog.  I would like to translate it into English as well. I saw a news about the case which the customer complained to the airline company.  This customer insisted that she could not have a good time in that airplane because the children did not stop crying loudly.   It sounds not a rare case  in various public transport services.  Also, I suppose that everyone has various opinion about it.   Specially, in crowded airplane, there is no place to escape from such noise because the customer cannot get out and wait on the next one in the sky. In this post, by the way, I do not want to talk about how do you feel about it.   Instead, I would like to consider how we are able to develop some ideas to resolve this issue. What kind of idea do you have for improving service and resolving this concerns? IMFO, at least, I have three ideas for it.  I would like to introduce them briefly as below. First, implementing a business or

すべての顧客に満足してもらう事の難しさ JAL の事例

先日、JAL の航空便に登場したお客様からのクレーム事例がネットで話題になっていました。 クレームの概要は次のようなもの。 「泣きやまない子供がうるさいので、なんとかしてほしい。」 これがローカル電車やバスのように一本見送ったり、途中でおりて次の電車かバスを使えば用が足りる場合は良いけれど、飛行機や新幹線のように長時間逃げ場の内乗り物の場合、なかなか難しい。 もちろんすいていれば、離れたところに席を用意するなどの対応策があるが、満席の場合席を変更する事もできません。 たいていの場合は、ついてなかったとあきらめる事になるのですが、この事例では JAL に改善を求めています。 さて、どのような改善のアイディアが思いつきますか? 参考: http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol&1353297132 私が考えたのは次の3つです。 1. 子供が乗れないビジネスクラス、ファーストクラスを用意し、エコノミーとの間は厚めのカーテンなどで区切る。 どうしても、子供の泣き声がたまらないという方はいると思います。そういった方のために、ワンランク上のサービスとして用意されているビジネス、ファーストと言ったエリアに子供が登場できないエリアを作る事は可能ではないかと思います。 もちろん全便そうしてしまうと、困る人もいると思うので、ビジネスユーザーが多い便などにもうけてみてはいかがでしょうか。 2. カバーを用意して、あらかじめご両親にカバーの使用を承諾していただく。 もう一つは、酸素マスクやバギーのカバーのように泣いている子供をすっぽり覆う事で声の大きさを軽減できるカバーを用意する事。そして、こういった事態においてはそのカバーを使用する事を両親に承諾してもらうという方法です。 もちろん100%鳴き声をカットできる訳ではありませんが、多少の音であれば気になる人は耳当てなどをしようすす事でカバーできると思います。 3. CA が保育士資格を取得する 保育士の資格を取得した CA さんには給料にアドバンテージを与え、一便に一人は子供を落ち着かせる技能を持った CA を配備してもいいかもしれません。 もちろん、頻繁に起きる事ではないのでこの投資が会社

Good service - Bus driver in Kyoto -

Today, I would like to introduce one good bus driver in Kyoto. Kyoto is now best season for sightseeing.  A large number of visitors enjoyed colorful leaves decorating traditional architectures and nature.  Of course, most of visitors do not know correct rule of local public transport system, specially "how to ride, pay fee, and get off bus".   In addition, a bus is very crowded every time. In this situation, how can a bus driver provide good trip and a nice time to them in small and crowded bus.  Also, how can he transport them less prevention and delayed? I met one of great bus driver today.  He kept better mood in crowded bus, processed any payment well, and drove good! At first, I was aware that there is no need to speak English well when he asks the customer about a couple of questions.  For example, where did you get on?   He could not ask like as so.   He is only able to speak a word by a word.  He spoke "Where?"?  No.  He said "Ginkaku-ji", &q

チップは有効か? - Is Tip really suitable system for your service? -

* English follows Japanese アメリカでレストランに入ると基本的にチップの支払いが必要になります。 一方で、日本では部屋付きの女中さんがいるような旅館や高級料亭でもない限りチップ(心付け)を渡す事はありません。 果たしてチップのシステムはサービス向上に有効なのでしょうか。 チップは製品やサービス料金の約%20で満足を示していると言われていて、この金額がサービス パーソンに直接支払われます。 例えばレストランだとテーブルで料理の説明をしたりデザートや食後のコーヒーなどがオーダーに追加されると、当然チップの値段も上がってきて、さらにサービスマンの評価も高ければ店全体への評価にもつながります。つまり次のようなプラスが考えられます。 サービス パーソンのモチベーションが高くなる サービス パーソンはチップの比率という直接的なサーベイをもとに改善を検討できる 高いサービスを提供するサービスマンが育てば、お店のファンも増える ではチップがない日本で主流となっているサービスのメリットはどこにあるのでしょうか。 消費者はチップの計算をする必要がない どの担当者も一様なサービスを提供する事ができる チップを払わなくても、必要な情報をサービスマンから受ける事ができる こうしてプラスの項目を並べてみると、サービスがサービス パーソン主体で提供されるものか、消費者主体で受けるものかという違いが存在しているようにみえます。 では続いて、マイナスの面を考えてみます。 チップシステムの場合、次の事が考えられます。 消費者は担当者を見つけてサービスを依頼する必要がある 料理やお店、以前のサービス パーソンに満足しており、今回の担当者に不満な場合であってもチップを0%にすると決別サインと受け取られる事がある 消費者はチップを計算しないといけない 一方でチップシステムが存在しないと次のような事が考えられます。 サービス パーソンは熱心にとりくんでも、手を抜いても給料が変わらないため、手を抜く人が増えるとお店の評判に影響する お店の評判をレビューする場合、サーベイシステム等からしか情報を得る事ができない サービス パーソンはアルバイトなど一時雇用でも対応できるため、プロフェッショナルなサービス パーソン

逆輸入は本当に効率的なのだろうか?

Mashable に掲載された、先進国では $20 のタブレットが購入できない理由。 中国で作成された $45 のタブレットがインドでは $100 になるというこの説明は実に考えさせられる。 生産コストだけを考えれば、確かに現在の生産モデルはコスト削減につながる効率的な方法なのかもしれないが、雇用や資源の有効活用とい合った要素、そしてこの記事で紹介されている間で加算されていく中間マージンを考えると果たして本当にエコロジーな生産モデルといえるのかな? もちろんすべての製品にこのロジックが当てはまる訳ではないだろうけれど、生産方法、コストをもう一度見直してみるいい機会ではあるかもしれない。 Reference: http://mashable.com/2012/11/16/rich-countries-aakash-2/

CA の対応方法について

はじめに。このケーススタディの内容およびコメントされた情報はすべてフリーでご使用いただいて問題ございません。 ただし、これらの情報をもとに営利活動をされないようにお願いいたします。 飛行機内で提供されるサービスは多岐にわたります。これらのサービスをお客様に直接提供されているのが CA というポジションです。 ある便でのサービスはブロックあたり4人一組のチームで提供されていて、4人のうち1人はシニアレベルの人が加わるようなチームで構成されているとします。 あるブロックにて、お客様から食事の内容に対する不満があがりました。 はじめ、ジュニアレベルの CA が担当しましたが、なかなかお客様の主張がおさまらないため、シニアレベルの人が対応し、なんとか収束する事ができました。 ほどなく機内は照明を落とし眠れる環境となります。 この段階で、先ほどのお客様よりコールがありました。 ジュニアの CA がお客様のもとに伺います。 はじめは機内販売に関するご質問でしたが、次第に世間話に話が移っていき、担当者は約1時間30分にわたりその方の対応をすることで、大きなトラブルになる事もなくサービスを提供する事ができました。 ところが後日、その便に関するサーベイを確認したところ、その近くに座っていた別のお客様から長時間にわたって話をしていたため、なかなか眠れなかったというコメントが届きました。 さて、このような場合、いずれのお客様にも不快感を与える事なくサービスを提供する方法はあるのでしょうか?

真行草を書き始めるにあたって

かれこれ 10 年以上、サービス ビジネスに従事してきました。 この間、サービス提供において心に留めておいたことを一つ選ぶとすると真行草となります。真行草は日本で昔から使われるマナーの精神といえます。例えば真は書道で言えば真書(楷書)、茶道でも席や道具の格を分類する場合もっとも高価なものをさし、庭でも理論にのっとって策定された箇所が真となります。一方、草は書道で草書、茶道でも素朴な道具やしつらえが草、庭においてはもっとも自然なままを残した様子が草となります。そしてその二つの中庸をいく行。 サービスを提供する時、必ず気をつけてきたのがこの真行草です。 相手が求めているのは、真、行、草、どこなのか。これをずらすとどれだけよい製品も、サービスも、すべて台無しになってしまいます。 このブログではサービスビジネスを中心にして、サービス、ビジネス、テクノロジーの視点から出来事や理論を紹介していこうと思います。 参考 表千家 道具の真行草 http://www.omotesenke.jp/chanoyu/6_2_3.html I have worked in the service business for more than 10 years.  I answer "Shin Gyo So" if anyone ask me about one important word for providing service.  "Shin Gyo So" is the traditional word for explaining about the mind of manner.   For example, "Shin" means Shinsho in Shodo, precious tools or architectures in Sado, and logical building in Japanese garden.   On the other hand, "So" means Sosho in Shodo, natural products in Sado, and keeping as nature in Japanese garden.  "Gyo